裏磐梯ツーリング '21 夏
どうも、せっかくの夏休みなのでVTRで福島を走ってきました。中々良かったので備忘録として。
今回走った場所は、福島県の裏磐梯。磐梯山の裏の、湖やら峠やらが色々あるところ。
この夏は線状降水帯の影響で全国で雨が続きましたが、ツーリングの日は天気がもってくれました。
そして、コロナもかなり拡大してきているので、ソロでなるべく室内には入らずにひっそりと。
ツーリングの最初の目的地は、御霊櫃峠。前日までの雨によって濡れている落ち葉や枝でヒヤヒヤしながら走ったのであまり楽しめず。しかも朝イチの駐車場には大量の虫が飛んでましたが、山頂からの景色は良かった。
郡山市側
猪苗代湖側(多少ズームしてます)
特に、猪苗代湖の奥に見える、低い雲と布引高原の風車が綺麗。
次は、猪苗代湖の志田浜に行く予定でしたが、朝が早すぎて営業してませんでした。猪苗代湖を一望することができる、天鏡台も同じく。
猪苗代湖岸にて
余談ですが、少し前にマフラーをサンセイレーシングのものに交換しました。エキパイが少し丸みのあるような形状で、純正と比べてサイレンサーに角度もついてるので気に入ってます。音量は、他のフルエキより少し大人しめといった感じ。
そして、猪苗代町を通過し、裏磐梯方面へ。まずは五色沼に寄る予定でしたが、iPhoneのマップが意味わからんとこにガイドしたおかげで駐車場を通過してしまい、先に桧原湖に行くことに。
桧原湖。ボートにも乗れます。
その後はちゃんと引き返して五色沼に行きました。
写真の通り、五色沼はいくつかの湖沼から成っており、徒歩で巡ることができますが、今回はなしで。
そして、個人的お気に入りの曽原湖へ。
写真を撮るのが絶望的に下手ですが、桧原湖とは違い、こじんまりとして落ち着くような雰囲気。
湖岸で少し休憩し、次に向かうのはツーリングのメインである、磐梯吾妻スカイライン。バイカーの間でも人気のツーリングスポットです。曽原湖からは意外と遠い。
iPhoneのマップはおもんなそうなルートを示しましたが、ワインディングを走りたかったので、磐梯吾妻レークラインを通って向かうことに。
磐梯吾妻レークラインは、そこそこ路面も良く、対向車もほぼ来なかったので心地よくワインディングを楽しむことができました。元有料道路なだけあります。
レークラインを抜けた後は、土湯バイパスを通り、裏磐梯側から磐梯吾妻スカイラインを登ります。
通行止めによる迂回の際に通った県道30号にて
このような景色を楽しみながら走ることができるので、ゆっくり走るのがおすすめ。
ちょいちょい駐車場に入って景色を眺めつつ、浄土平に到着。
多少の雲を抜けてきたからなのか、綺麗な青空を望むことができました。しかし、ソフトバンクは圏外になるので注意が必要。
その後は浄土平の景色を眺め、福島市側へ下山。
ここよりもう少し標高の高い地点では、壮大な景色を見れます。
よく見かける磐梯吾妻スカイラインの光景は、この福島市側の景色です。そのため、福島市側から上がっていく方が良いのかも。
そして、道中のつばくろ谷の駐車場から。眼前で雲(?)が上へと流れていき、非常に美しかった。紅葉の時期は絶対キレイ。
まとめとしては、道路も景色も素晴らしかったので、また走りに行きたいと思います。
写真は全てiPhone8Plusにて撮影、最初の1枚以外無編集です。
VTR250 プリロード調整の感想とか
どうも、明けましておめでとうございます。
気温0度とくっそ寒い中で初日の出見るツーリングしてきました。
ついでとして、この前プリロードいじったのでそれの感想も忘れないようにメモっときます。
まず、前提として、私はセッティングに無知な初心者であるため、プラシーボ効果により完全に間違ったことを感じ取ってる可能性があります。鵜呑みにはしないでください。数年後に「当時の自分はこんなことやってたんだな!」くらいのつもりで書いてます。
んで、リアのプリロードを3回転締めた効果についてなんですが、そのメリットとしては、
・リアサスのスカスカ感減少。コシが出た
・大きなショックの減少 (?)
・車高アップ
を感じました。リアサスの動きは良くなってます。
そして意外だったのが、大きなショックを感じることが減ったような気がします。調整前は「ガツッ」っと底付きしたようなショックを受けることがありましたが、それが減った感じ。
そして、リアの車高が高くなってます。
次に、デメリットについて。
・多少リアが落ち着かない気がする。
お試しで少し多めに3回転締めてみて感じたデメリットはこれですね。
てことで自分は純正+2〜2.5回転くらいにしとこうと思います。
自分のはサスがヘタってる可能性があるので、あまり参考にはなさらずに…
VTR250 リアサスのプリロード調整
どうも、お久しぶりです。
今年の秋頃に南海部品でフックレンチを買ったのですが、ロックナットがくっそ固くて放置してました。
その後2回ほどトライしたんですが、シートレールに手ぶつけ過ぎて泣きそうに。
そして今回4度目のトライをしました。
今回は556を用意し、万全の体制で挑みましたが、結局回らず。
そこで、車載工具にある板的なやつ(?)と、ハンマーを使ってぶっ叩きました。
ロックナットは多少傷つきましたが、まあしゃーない。
こんな感じ。
とりあえず純正位置から3回転程締め込みました。
今まではサスのへたりもあってか、跨ると「スカッ」っとしているような感覚がありましたが、この調整により「パフッ」よりも少し芯のあるような感覚に。(?)
まあまあハリがつきました。
多少腰高感が出たので、微妙に足つきが悪くなってます。
今は路面温度-0.1度とか表示されてるので、峠を走れる気温になったらテストしに行きます。。
MotoGP'20 ヨーロッパGP 雑感
どうも、お久しぶりです。
色々(?)あって前戦は書けませんでした。
さて今回は第13戦、ヨーロッパGP。
まあ今回のポイントは1つくらいしかありません。
・スズキつえ〜
11月8日、気温22度、路面温度25度のバレンシアサーキットで行われたヨーロッパGP。
FP、予選とレインコンディションでしたが、当日は良いコンディションとなりました。
ポールポジションからはKTMのポル、2番グリッドはスズキのリンス、3番グリッドは我らが中上さん。そしてチャンピオンシップリーダーのミルは5番手からのスタートとなりました。
ヤマハ勢は得意の予選でも上がってこれず、最上位のモルビデリが9番グリッドからのスタート。
まあこのような良コンディションでスズキ勢が上位にいるってことは、結果は見え見え。
リンスが2周目にポルをパスしてトップへ。その後ミルも徐々に追い上げてリンスの後ろにつけます。
その後は安定したペースで他チームを寄せ付けず、最終的にはミルが優勝、リンスが2位とスズキとしては最高の結果に終わりました。
やはり追い上げのミルが猛威を振るいましたね。燃料が減ってバイクが軽くなってくると切り返しのキレが増すのがよくわかります。
まあ今回書くことはこんくらい。数年後の自分にはこんくらいでもスズキがやばかったことは伝わりそう。
次戦、ミルが表彰台を獲得すれば優勝が決定します。スズキとしては100周年の節目に、2000年のケニーロバーツJR以来の優勝となるか。
予選必見です。
スズキが同じく猛威を振るった第11戦アラゴンもどぞ。
MotoGP2020 アラゴンGP まとめ - Koita16
MotoGP'20 アラゴンGP 雑感
どうも。
ルマンからの三連戦のうち二戦目が終わりました。
今回は第11戦、アラゴンGPです。
前戦、フランスGPは一周目でロッシの転倒、カル様の転倒、そしてクアルタラロの駆るヤマハを脅かすスズキの底力が垣間見えたGPでありました。優勝はドカワークスの雨男ペトルッチ。2位はレプソルホンダのアレックスマルケス。今季初めてホンダにポディウムをもたらしました。3位はKTMのポル。優勝が欲しい。
前戦については MotoGP'20 フランスGP 雑感 - Koita16 で詳しく書いてますので是非。
今回のポイントをまとめるとこんな感じ。
・カル様フロントロー
・やっぱ高次元で調和しているスズキのマシン
・アレマルが2戦連続で2位獲得
・ホンダの20年型がついに覚醒?
気温21度、路面温度31度のここ最近では比較的良いコンディションでスタートを迎えたアラゴンGP。
ポールポジションはヤマハのクアルタラロ。2番グリッドは同じくヤマハのビニャーレス。そして3番グリッドは我らがカル様。
まず1つショックだったのがスタートでカル様が10番手付近まで落ちてしまったこと。しかし、これはトラブルでクラッチが滑ってしまっていたようで、ウォームアップラップからその症状は出ていた模様。
その後は、ビニャーレス、クアルタラロ、モルビデリがレースをリードします。しかしその頃、予選10番手のリンスが鬼神のような走りでヤマハに迫る。
解説の青木宣篤さんが仰っていたんですが、予選の順位と本戦の後半のタイヤ保ちを両立させるのは難しいとのこと。タイヤが長く保つということは熱が入りにくいとも言えるので、予選の一発のタイムは出しにくい。
つまり、スズキはレース序盤が怖いってことです。タイヤがベストな状態になるまで時間がかかるので、序盤はプッシュしにくい。特に今シーズンのリンスはエイペックス付近でフロントを失って転倒することが多く、超序盤から鬼プッシュするのはリスクが伴うんですよね。
しかし今回、リンスは成し遂げました。安定してファステストを連発し、その頃トップを独占していたヤマハ勢を攻略していきます。
一方ヤマハのクアルタラロはというと、レース序盤からフロントタイヤの内圧が異常に上昇し、止める、曲げるの自由が利かなくなったそう。他のヤマハ勢にはそのような症状は見られず、原因は不明らしい。
結局クアルタラロはポイント圏外まで順位を落としてしまいました。
そして、リンスはヤマハ勢をパスし、トップに躍り出ます。が、その時に一緒に追い上げてきたのがアレマル。ビックリ。アレマルは後半に優れたペースを発揮するスズキ勢と同じペースで後を追い、モルビデリ、ビニャーレスを攻略。
その後、2位につけていたミルすらもパスし、1位のリンスに迫ります。
しかし、リンスは深いブレーキングで曲げていくタイプのライダーのため、ストレートスピードに勝るホンダと、今回ブレーキングの強さ、安定性を発揮し、数々のライダーをパスしてきたアレマルのパッケージを以ってしても、攻略することはできなかった。
それでも最終周の最後の最後までリンスを追い立てたアレマルは、これまでの自身へのヘイトなどを跳ね返すものだったと思います。
そうなると気になってくるのがここ最近のホンダの戦闘力。カル様が復帰した辺りから急に20年型マシンを与えられたライダーが伸びてきました。
要因として考えられるのが、新リアサスや、フレームなど各所の剛性の適正化。
今シーズン、オーリンズは新リアサスを導入していて、スズキが積極的に導入したそう。それに続いてカル様なども導入したっぽい。
まあカル様いわく、「魔法のパーツではない」だそう。
フレームなどが変わったとかの話も流れてないんで、19年型を開発する際に、ラムエアを真っ直ぐエンジンに導くため、ヘッドパイプに穴を開けたことによって剛性バランスが崩れ、マルク以外まあまあ爆死だった前シーズンから、少しずつ改良を重ねて適正化してきたのかな〜と、当たり前すぎる予想をしてます。
それでもアレマルは、「RC213Vはブレーキング、コーナリング、加速の全てにおいて集中する必要がある。少し気を抜けば1秒のロスが出る」と、コメントしてます。
気難しさはちゃんと残ってるようです。
次戦、同じくアラゴンで行われるテルエルGP。先週でデータは取れてますから、ファビオが息を吹き返すか、それともカル様が優勝しちゃったりするか。かなり楽しみです。もうFP1始まってますが。
MotoGP'20 フランスGP 雑感
どうも、お久しぶりです。
今回からGPの備忘録的な感じで書こうと思います。
今回は第10戦、フランスGPです。
前戦、カタルーニャGPはファビオの優勝で終わりました。しかし、他のヤマハのライダー達は安泰だった訳ではなく、路面のグリップの低さによって、ヤマハ機の症状であるリアタイヤのスピニングが引き起こされ、バランスに優れるスズキ勢に飲み込まれる展開となりました。
今回のポイントをまとめるとこんな感じ。
・ペトルッチ悲願の優勝
・アレマルまさかの2位
・ファビオとミルは痛み分け
・直四勢の差
・カル様完全復活
・カル様転倒。
気温14度、路面温度16度、雨が降りしきるコンディションの中でスタートとなったフランスGP。
まずはカル様の強烈なスタートに釘付けになりました。少しミートが早いようにも感じましたが、その後鬼のような加速を見せてくれました。
カルは今年リアのトラクションに悩まされていますが、予選の走りとこの加速感的に、いいものを見つけたかもしれませんね。
そしてその後3コーナーでロッシ先生が転倒。バーチャルファンウォールの方々涙目の結果。
そしてこのロッシの転倒を避ける形で現在ランキング2位につけているミルがコースオフすることに。
その頃、ランキング1位のファビオは2位を走行するも、周回を重ねるにつれ3番グリッドスタートのペトルッチ、無職のドビちゃん、そしてカル様などに続々とパスされる。
その後もペースを上げることの出来なかったファビオは、追い上げてきたミルと10番手あたりでチャンピオンをかけた争いを展開。
最終的にはファビオが9位、ミルが11位でフィニッシュ。
今回対照的だったのは、スズキとヤマハのマシン戦闘力。ずるずると順位を落としていくヤマハと、驚異的な追い上げを見せたリンスが駆るスズキ。
前々戦、エミリア・ロマーニャGPにおいても、両者の差は現れていました。KTMのポルをパスする際、ヤマハのファビオはパワー不足、リアのスピニングによって、差は詰めるもののパスすることができず、1、2コーナー間の切り返しでパスしていましたが、後半脅威的な追い上げを見せたスズキのミルはホームストレート後の1コーナーでパワーのあるKTMのマシンをパスしました。このトラクションの良さがスズキの後半の伸びを支えている要因でもあります。
他にも、レッドブルリンクでビニャーレスのフロントブレーキの酷使による異常などからもわかる通り、ヤマハはフロントの負担が大きい。それは、トラクション不足による差をブレーキングで埋めるしかなくなり、そのようなトラブルが起こることが考えられます。
少し脱線しましたが、このシーズン後半の低気温、低路面温度のコンディションでは、タイヤが垂れる可能性が低いため、タイヤに熱を入れやすいヤマハには良いコンディションと言えるものの、今回のように全くグリップを得られないこともあり得ます。
そうなると、予選で上げきれなかった(タイヤをいい状態まで持っていけてなかった?)スズキ勢がレース後半にタイヤを温めて爆上げして来ます。
このままファビオは逃げ切れるのか、それともミルが差すのか。それとも他か…面白くなりそうです。
そしてまあ書いとかにゃ気が済まないのがカル様の復活。
カルは今年鬼のように散々なシーズンを送っていましたが、今回から復帰です。
どんなシーズンだったのかは↓で書いてます。
度重なる怪我をした結果、色々な人から「体がもう拒否してるんだよ」とか「そろそろ潮時」とか言われてましたが、ありがたいことに本人はまだまだGPで走りたいそうで。
そして鼻息荒く臨んだフランスGPの予選では、あと少しでフロントローとなる4番グリッドを獲得。FPでもコンスタントに良いリザルトを残してました。
決勝では残念ながら(ある程度覚悟してましたが)転倒リタイアに終わってしまいました。
来シーズン、どのチームに移籍するか未定なカル様。残りのシーズンでとにかく速さを見せてアピールする必要があります。
次戦、アラゴンGPでも注目です。投稿日はウィーク初日ですが。
クラッチロー、またしても不運な怪我
スペイン、ヘレスサーキットで行われたスペインGPのウォームアップ走行中、ブレーキング時に転倒し左手の舟状骨を骨折したクラッチロー。
その後レースは棄権しすぐに手術を受け、その1週間後の同じくヘレスで行われたアンダルシアGPに出場し、1度はピットに戻るも復帰して13位完走。
その後は右前腕の腕上がりの症状が現れ、筋膜を除去する手術を受け、生の筋肉をインスタにアップしセンシティブな投稿扱いをされてました(笑)
そして手術後、腕上がりの手術箇所からの体液の流出があるとのことでサンマリノGP、エミリア・ロマーニャGPの出場を見送りました。
そしてカル様ファンは死ぬほど待ち遠しかった今週のカタルーニャGP。しかしクラッチローはPCR検査後、足を滑らせ左足首の靭帯を断裂してしまった模様。
これがその時のインスタの投稿。https://www.instagram.com/p/CFfkda-B0c6/?igshid=1ke7iizhyqgmp
妻のルーシーさんはSink or Swim (一か八か)(やるかやらねえか)みたいなことを言ってたとハッシュタグに載せてますね。嫁最強。
コメ欄の皆さんもお祓いに行った方が良い!だとかまじかよ!!的なこと言ってますね。私も起きてこのニュースみて叫びました。
ホンダとしては散々なシーズン。マルケスの代役参戦のブラドルも同じく腕上がりの症状を訴えて欠場しています。
中上君も去年か今年かは忘れましたが腕上がりの手術を受けています。最近のホンダ機の傾向ですね。
舟状骨の痛みが癒え、腕上がりの症状も改善されたであろう今、ファクトリースペックとはいえトラクションの問題などを抱えていながらもトップグループで走るクラッチローを楽しみにしていたので少し残念でもあります。
先ずは回復を祈って、そしてその後の走りに期待します。
Get well soon!!!